売上管理型

更新日:2024年9月30日

8.4.2 振替方法の変更方法

振替方法の変更方法について説明します。

 

  • [メニュー]画面で[確認・変更・削除/台帳の閲覧]をクリックし、[関与先登録内容の変更]画面を開きます。

 

  • [関与先登録内容の変更]画面:振替方法

 

 

 

No. 項目 記入内容
請求区分 「月次請求」または「随時請求」を選択します。「随時請求」を選択した場合は、[随時請求の請求予定月]欄の「請求予定月」を1つ以上指定します。詳細は「7.1.1(3) 請求方法の種類(請求区分)」を参照してください。
振替日 「5日」または「28日」を選択します。
売上計上月 「前月分(後払い)」「当月分(当月払)」「翌月分(前払い)」のいずれかを選択します。
[請求区分]欄で「随時請求」を選択した場合、入力不要です。
[振替日]欄で「5日」を選択した場合、「翌月分(前払い)」は選択できません。
口座振替 「利用」または「未利用」を選択します。
再振替 [口座振替]欄で「利用」を選択した場合は、「する」または「しない」を選択します。
当月の振替不能分を、翌月自動的に合算請求する場合は、「する」を選択します。
[口座振替]欄で「未利用」を選択した場合は、入力不要です。
請求書又は振替のお知らせ 『請求書』メール、『振替のお知らせ』ハガキの送付有無を選択します。
[口座振替]欄で「利用」を選択した場合のみ、「ハガキ『振替のお知らせ』」が選択できます。
送付区分 関与先へ『請求書』メール、または『振替のお知らせ』ハガキを送付する場合は選択します。
ハガキ
お客さまへの個別のお知らせ
『振替のお知らせ』ハガキに表記される、関与先ごとの個別案内通知(1行15文字×13行以内)を入力できます。
ハガキ
(翌月以降も発送設定されている場合)
お知らせ内容を引継ぐ
[お客さまへの個別のお知らせ]の内容を翌月以降も表記するか、「する」または「しない」を選択します。
  メールアドレス
メールアドレス(確認)

[請求書又は振替のお知らせ]欄で「『請求書』メール」を選択した場合は、『請求書』メールの 送信先のメールアドレス(半角英数、256文字以内)を入力します。
請求書のパスフレーズ(任意) 『請求書』メールを開く際に必要なパスフレーズ(半角英数、12文字以内)を設定できます。パスフレーズは関与先に自動で通知されないため、税理士事務所から関与先へ別途メールで通知する必要があります。
※パスフレーズとはパスワードの一種です。

 

ポイント

請求書メールと振替お知らせハガキの発送条件

発送条件の違いは以下の通りです。※クリックすると画像が別画面で表示されます。

また、下記請求書の送信を希望しない場合は、請求書メールの設定を【送付しない】に変更してください。

 

※1:口座振替が発生しないケースは以下の通りです。

      • (振替停止)+請求金額0円入力+未収分再振替なしの場合
      • 請求金額が1円以上入力あるものに振替停止チェック(レ)を設定した場合

※2:口座振替利用のメール送付は、以下の条件・対象となります。

      • [送付区分]で選択された設定(発送条件)に従い発送されます。
      • 「月決報酬」「臨時報酬」「立替金」が0円入力、または振替停止にチェック(レ)で再振替分のみ口座振替請求がある場合も含みます。
      • 口座振替対象の請求内容のみ記載されます。

※3:振替停止+請求金額1円以上入力あり+未収分再振替なしの場合、口座振替0円表示の請求書が送信されます。

※4:口座振替【未利用】とは、現金集金や振込による取引のため、口座振替請求をしない関与先様の登録区分です。発生した請求データは、未収金残高一覧に記載されます。入金の際に入金消込入力ができ、領収書を発行することも可能です。

※5:「月決請求」「臨時請求」「立替金」「再振替分」に1円以上の請求がある場合、振込用請求書が送信されます。

※6:「月決請求」「臨時請求」「立替金」の請求金額が0円の場合、請求書は送信されません。

 

(1) 請求区分の変更

請求区分の変更について説明します。

 

「月次請求」から「随時請求」へ変更

請求区分で「随時請求」を選択し、[随時請求の請求予定月]欄の「請求予定月」を1つ以上指定します。請求予定月が到来する都度、「請求金額」を入力して請求します。請求金額の入力方法の詳細は「8.4.4 請求金額の変更方法」を参照してください。

 

注意

月次請求の登録データについて

請求区分を変更すると、[関与先登録内容の変更]画面に表示されている「振替日」から月次請求が停止されます。それにともない「月決報酬」「月決立替金」の入力が不可となります。

 

  • [関与先登録内容の変更]画面:振替方法(請求区分)

 

「随時請求」から「月次請求」へ変更

請求区分で「月次請求」を選択し、[売上計上月]欄の「売上月」と[月次報酬]欄の「金額」を入力します。次の振替日から、自動的に月決報酬が請求されます。請求金額の入力方法の詳細は「8.4.4 請求金額の変更方法」を参照してください。

 

  • [関与先登録内容の変更]画面:振替方法(請求区分)

 

(2) 振替日の変更

振替日の変更内容により、変更可能な時期が異なります。

 

  • 振替日と変更可能な時期
項目 内容
月内先送り
(5日⇒同月28日)
期間 変更後振替日の入力開始日~変更前振替日の入力締切日
事例 ■10月5日→10月28日に変更する場合
10月28日の入力開始日「9月17日」から
10月5日の入力締切日「9月25日」の約1週間
月越遡り
(5日⇒前月28日)
期間 変更前振替日の入力開始日~変更後振替日の入力締切日
事例 ■11月5日→10月28日に変更する場合
11月5日の入力開始日「9月26日」から
10月28日の入力締切日「10月20日」の約3週間
月越先送り
(28日⇒翌月5日)
期間 変更後振替日の入力開始日~変更前振替日の入力締切日
事例 ■10月28日→11月5日に変更する場合
11月5日の入力開始日「9月26日」から
10月28日の入力締切日「10月20日」の約3週間
月内遡り
(28日⇒同月5日)
同月内で前の日に遡っての変更はできません

 

(3) 売上計上月の変更

翌月へ繰り越す「振替日」へ変更の場合、売上月の漏れや重複を避けるために、「売上計上月」を同時に変更します。

振替日で「28日振替」または「5日振替」を選択すると、[振替日変更確認]画面が表示されます。変更後の内容を確認し、[OK]ボタンをクリックします。[関与先登録内容の変更]画面下の[登録]ボタンをクリックすると、売上計上月を変更できます。

 

  • [振替日変更確認]画面

 

注意

[振替日変更確認]画面の[OK]ボタンでは登録完了できません。[関与先登録内容の変更]画面下の[登録]ボタンをクリックすると、売上計上月の変更が登録されます。

 

注意

売上計上月を変更すると、[関与先登録内容の変更]画面の月決報酬の「請求日」も自動的に変更されます。

 

変更例 

※クリックすると画像が別画面で表示されます。

 

(4) 口座振替の変更

口座振替の変更について説明します。

口座振替で「利用」または「未利用」を選択して変更します。変更内容は、[関与先登録内容の変更]画面に表示されている「振替日」から反映されます。

 

  • [関与先登録内容の変更]画面

 

「利用」から「未利用」へ変更

口座振替を変更登録すると、[関与先登録内容の変更]画面に表示されている「振替日」から口座振替「未利用」の関与先になります。口座振替は停止され、振替口座情報も抹消されます。

 

「未利用」から「利用」へ変更

口座振替を変更登録すると、[関与先登録内容の変更]画面に表示されている「振替日」から口座振替「利用」の関与先になります。口座振替に必要な「再振替」「振替のお知らせ」「振替口座」情報を入力します。

 

注意

「利用」⇆「未利用」に変更時の注意点

  1. 口座振替を「未利用」から「利用」に変更した場合、請求金額の[振替停止]欄のチェックボックスにチェック「レ」が入ったままです。口座振替を「利用」にする場合は、請求金額の[振替停止]欄のチェックボックスのチェック「レ」を忘れずに外してください。
  2. 口座振替の設定を「未利用」から「利用」へ変更、または「利用」から「未利用」に変更した場合、[過去請求書出力]画面では変更前の請求書を検索・出力することができませんのでご注意下さい。
    変更前の設定に戻すことで、検索・出力ができます。

 

『口座振替依頼書』の提出について

口座振替を「利用」に変更した場合、『口座振替依頼書』を金融機関に必ず提出します。詳細は「8.2 口座振替依頼書作成」を参照してください。

 

(5) 再振替の変更

再振替は、「関与先ごと」と「未収金ごと」に変更できます。それぞれの違いと注意点について説明します。

 

関与先ごとに変更

[関与先登録内容の変更]画面の再振替で「する」を選択します。変更登録すると、口座振替が不能で未収となった請求金額が、次回の口座振替で自動的に合算請求されます。

 

  • [関与先登録内容の変更]画面:振替方法(再振替)

 

注意

変更前までの未収金は合算の対象となりません。変更後の未収金に対して適用されます。

 

未収金ごとに変更

[関与先登録内容の変更]画面で、[未収分再振替]欄の横にある[明細]ボタンをクリックします。[関与先別未収金残高一覧・再振替設定]画面が表示されるので、未収金の細目(請求細目)ごとに再振替を設定できます。翌月合算請求する場合は「する」、合算請求しない場合は「しない」を選択します。

 

注意

再振替金額の変更はできません。

 

  • [関与先別未収金残高一覧・再振替設定]画面

 

ポイント

メニュー画面[5.未収金の確認・再振替設定・入金消込]からも変更ができます。詳細は「12.1 未収金の確認」を参照してください。